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■正常な労使関係を築く【2007.7.21】
科学薬品の産業廃棄物収集運搬業を営む会社のワンマン社長に不満を抱き、2006年4月、2名で労働組合を結成。2名の要求は『法律を守る』事でした。違法行為を会社運営の中心におく社長は、組合を認めず日常的な嫌がらせを続け、8月からは一方的に賃金カットを強行するなど、組合つぶしを狙いました。 組合は「話合いだけでは解決できない」と判断し、労働基準監督署や行政(労働委員会など)に申告・告発し、取引関係社にも法令順守の指導を求める運動を展開しました。結果、今年の4月には組合の求めるすべての未払賃金支払いや、廃棄物処理法違反の改善も図られました。また、有給休暇や健康診断も実施され『法律を守る』要求が前進しています。 1年間粘り強く闘った結果、現在では『正常な労使関係』を築く事を労使で確認し、会社の収支改善と労働者の権利を守る、健全経営に向けた『話合い』を進めています。 ■サービス残業代を支払わせました【2006.6】
建交労銭高組支部は、内勤と外勤労働者が『自主申告』と称して、サービス残業が強要されていました。サービス残業が労働基準法に違反するものであると指摘し、大阪労働局や西労働基準監督署と交渉してサービス残業を是正させ、未払い残業代を過去5ヶ月にさかのぼって支払わせることができました。■入札に失敗した中でも、雇用と賃金を守り、仲間が増えました【2006.3】
大阪市営地下鉄駅の清掃業務に従事していたOBKの仲間は、会社が入札に失敗したため雇用と生活不安が表面化しました。仲間たちは、”雇用と生活を確保せよ”との切実な要求をもとに粘り強い交渉をおこない、雇用と賃金を確保し、仲間も拡大するなどの前進をかちとっています。 |
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